内部統制
メイコーにおける企業統治の体制は、経営を公正におこない、またその内容を極力透明にするため、社外取締役のほか、経営監視機能である監査役、会計監査人および内部監査部門を設け、各々連携をとりながら、コーポレート・ガバナンスの構築に取り組んでいます。内部統制は企業統治の中で、経営効率向上および企業活動の正当性確保のために不可欠な要素であり、その有効性を評価し次の経営改善に繋げることは社会的責任を全うすべき企業の使命であるとの認識のもと、メイコーグループとしてこの活動を推進しています。
内部統制システム
会社法および会社法施行規則に基づき、業務の適正を確保するための体制(内部統制システムに関する基本方針)について、取締役会にて以下の事項を決議し、整備しています。
2023年3月期「内部統制システム構築の基本方針」
- メイコーグループのコンプライアンスを確保するための体制
- 取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
- メイコーグループのリスク管理に関する体制
- メイコーグループの取締役による効率的な職務の執行を確保するための体制
- メイコーグループにおける業務の適正を確保するための体制
- 監査役の職務を補助すべき補助使用人に関する体制
- 監査役への報告に関する体制
- 監査役監査の実効性を確保するための体制
財務報告に関わる内部統制
メイコーでは、「内部統制システムに関する基本方針」を踏まえ、金融庁内部統制実施基準などに従い、自社の評価方針・手続・方法、評価体制、評価範囲、評価スケジュール、評価の記録・保存などに関する方針・計画を策定するとともに、経営者主導による評価体制を定めています。この方針・計画に沿って、2021年3月期に引き続き2022年3月期においても連結ベースでの財務報告全体に重要な影響を及ぼす全社的な内部統制(決算・財務報告プロセスを含む)の有効性を評価しました。その結果に基づき、2022年3月期の内部統制報告書においては、「当社の財務報告に関わる内部統制は有効である」と評価し、監査法人の適正意見をいただきました。