プリント基板製造BLOG
ようこそMEIKO Laboへ。
株式会社メイコーは第36回インターネプコンジャパンに出展いたしました。
メイコーは2ブースに分け展示を行い、メインブースではプリント基板の展示、
もう一つのブースでは部品実装をテーマにはんだ付けロボットやメタルマスクの展示を行いました。
メイコーのYouTubeチャンネル「メイコーTV」では展示風景やインタビューの様子を動画にしておりますので是非ご覧くださいませ。
今回のプリント基板のブースではメイコーで製造可能な様々な種類のプリント基板とその説明パネル、
メイコーの概要を説明したパネルを展示しております。
会場では常時、プリント基板のプロフェッショナルである営業と技術が数名滞在しており、
ご来場されたお客様からの質問にお答えしております。
現地にいるプリント基板営業にインタビューしお客様からはどのような質問があるかお伺いしたところ、
最近は放熱や高周波に関わるお問い合わせが非常に多いとのことでした。
メイコーには国内外に様々な拠点があり、大ロット小ロットの量産はもちろん、
少量の開発試作まで幅広くご注文を受け付けております。
また多くの工場があることで安定した製造ができることも強みの一つです。
さらに回路設計からAW設計、プリント基板の製造、部品実装、製品の組み立てまでを
ワンストップで対応し品質を確保してお客様のもとへお届けいたします。
お客様のご要望に合わせて柔軟に対応することが可能となっており、
こういった体制がメイコーのプリント基板製造を支えております。
今回お問い合わせが多かった基板の一つに放熱用途のプリント基板がありました。
放熱技術に特化したプリント基板の開発をメイコーのパワーエレクトロニクス本部にて行っております。
プリント基板の放熱技術は銅インレイ基板、メタルベース基板など様々な種類がありますが
その中でも注目なのがメガスルホール(左図)です。
メガスルホールはパワーエレクトロニクス本部が開発した最新の放熱技術で
スルーホールの壁面だけめっきを厚くして形成したプリント基板です。
このプリント基板はただ放熱するだけではなく電気をそのまま流せるため、
今あるプリント基板のデザインからAW設計を変更せず製造することが可能になります。
因みにこのメガスルホールはJPCA Showで受賞(JPCA賞)をいただいた放熱技術になります。
既に多くのお客様から採用頂いておりますのでご検討されている方やメガスルホールの詳細等は
MEIKO Laboにお問い合わせいただければ担当者より回答いたしますので是非お気軽にお問い合わせください。
今の部品実装をもっと楽に実施したいと思うことはありませんか?
そんなお客様向けに今回、メイコーの産業システム機器部、子会社のメイコーテック、
業務資本提携を行っている株式会社京写様の3社共同で“部品実装”をテーマにした展示を行いました。
どうしても人の手で実装しなくてはいけない部品もはんだ付けロボット“LETHER α”なら簡単にはんだ付けをすることが可能です。
他社のはんだ付けロボットとは違い、自社で開発と設計を行っているのではんだがタイミングよく供給されるため、品質の高いはんだ付けを行うことができます。
次に機械を使用して部品実装で使用する際に必要となるメタルマスク。
メイコーテクノではメタルマスクに特化した事業を行っており、今回の展示でも最新のメタルマスクを展示しております。
展示してあるメタルマスクは普通メタルマスクではなく、版と枠が取り外せるメタルマスクとなっております。
通常のメタルマスクの版は厚い為、保管した時に大きなスペースが必要になりますが
メイコーテクノが開発したメタルマスクは枠が一つあれば版を変えるだけで完成します。
また、着脱方法はとても簡単で3か所のボタンを押すだけで工具などは一切使用しないのも大きな特徴です。
ご来場いただきました方、足を運んでいただき誠にありがとうございます。
また、様々な理由によりご参加できなかった方も是非、会場の雰囲気をメイコーTVにてご覧いただけますので是非お越しくださいね。
プリント基板のAW設計、試作、製造、部品実装をご検討の方はMEIKO Laboへお問合せくださいませ。
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